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Sunless Sea/Fallen London用語集


ずいぶんかかってしまいましたが、何とか気力を取り戻せたので今回は用語集完全版です。
私の知りうる限りの知識と憶測を詰め込みましたので当然ネタバレだらけです
初心者向けネタバレ少なめ簡易版はこちら。
この記事は上記の内容をもとに加筆、修正、項目の追加などをしたバージョンです。おまけにフレーズ集もついています。
用語集といっても、それぞれの項目を単独で読むよりも通して読んだほうが分かりやすくなっています。
Sunless Skiesの情報についても悩みましたが知っている範囲で書くことにしました。Skiesでの情報の書かれた部分には初めに「SSkiesでは~」などと書いていますので未プレイの方はそこだけ読み飛ばしてください。しかし、私自身まだ隅から隅までプレイしたわけではないので誤りや不足が多分に含まれていることでしょう。話半分に読んでいただけると幸いです。
また、さらに詳しく書く必要がありそうな項目(Lacreなど)については別個記事を書いていこうと思っています(が、いつになることやら…)。
このリスト自体も適宜修正や更新をしていく予定です。
次はNeathに落ちてきた都市の歴史について書く予定です。半分ぐらい書けているのでおそらくはすぐ更新できるでしょう。

バザールなどについてはこの記事でもうすこしまとまりのある形で背景設定に触れています。

〇用語集(アルファベット順)

Axile(アクシル): Flukeなどを初めとするShapelingたちの故郷。別の銀河系かあるいは少し離れた星域なのか、はたまた別の次元かはっきりした事は不明。
SSkies内で直接登場はしないものの、新しく発見された領域として言及(“a place of change and forbidden arts”)があったので、Albionのような領域の1つと見るのがいいかもしれない。
関連ワード: Fluke, Rubbery man, Moon-miser, milk, amber

Blemmigan(ブレミガン): 紫色の肉食茸。嘴と触手があり、目はない。極めて強い繁殖力を持つ。1匹だと大した害にはならないが大抵は群れで暮らしていて、集団と遭遇するとかなり危険。文学に通じている。

Cat: Neathに暮らす猫たちは、人語を解し秘密を蓄えていることで知られる。この世界の猫には、パラボラと呼ばれる存在しない領域から現実へと抜け出そうとするものたちを止める役割が課せられているらしい。結果蛇とはきわめて仲が悪い。鏡に映すとパラボラでの姿である暁色の毛皮の虎が見える。過去には旧大陸を支配する種族だった。
関連ワード: Parabola, tiger

Clay man(クレイマン): 文字通り粘土から出来た人。一種のゴーレムであり、ロンドンでは従順で安価な労働力として重宝されている。全ての物に生命の宿る島、Polythremeで生まれる。なぜこの島はそんなことになっているのかと言うと、この島の主で第1の街の王の元恋人でもある百心の王はStoneの欠片の生命力で生かされており、その力が溢れでているせい。しかし、まれに身体や心の一部が欠けた状態で産まれてくるクレイマンがいる。彼らはUnfinished man(未完成クレイマン)と呼ばれ、ある程度の自我を有しているらしい。全員が悪人であるとは言わないが、大抵はその力強い拳によって危険な存在となっている。
関連ワード: King with a Hundred Hearts, Stone

Correspondence: High Wildernessで用いられる燃え盛る言語。それぞれの文字が意味を持ち、自然の法則を書き換えられるほどの効力を伴うこともある。例えばナンシノウに郵便物が引き寄せられるのは最奥部にあるCorrespondenceの刻まれた柱のせい。詳しくはJudgmentの項目で触れる。ロンドンっ子にとってはバザールの表面に刻まれている記号として馴染み深いだろうか。(Sunless sea内でも確認できる。)
街の壁に落書きされていたりもする。こんな危険な言語を誰がわざわざ?Masterたちも簡略化したCorrespondeanceを用いてやり取りをしているらしい。蜘蛛はこの文字にある程度通じているようで、悪魔も興味を示している。そしてLorn Flukeは攻撃に使ってくる。人が迂闊に学ぼうとすると自然発火する。(それも大抵眉から。)
関連ワード:burning, searing, sigil

Dawn Machine(ドーンマシン): 人工のJudgment(後の項目を参照)。現在はほぼ壊滅状態にある英国海軍内の一分派によって造られ、その分派は後にドーンマシンを神として戴く宗教的な組織を作り上げた。彼らはNew Sequenceを名乗り、元第5基地である大晶洞を本拠地としてドーンマシンの勢力拡大を目指し活動している。Sea内で光り輝く船と遭遇することがあるが、あれは彼らの船。

Devils: 魂を好んで集める種族。その正体はパラボラの辺境に巣食う蜂が人型を取っている姿。魂を何に使っているのかははっきりしない。(食べるかそれに近い事をしているとぼんやり示唆されている。)地獄では近頃革命が起こされ、君主制を脱したという。しかし王子はいまだ生きており、逆転の機をうかがっている。ロンドンは1868年地獄に対して侵略戦争を仕掛け、地獄が勝利した。それによってBrass Embassyが建てられる。相手は悪魔なので当然戦場は惨憺たる様子だったらしく、68年戦争を戦った退役兵の中にはPTSDを患うものもいる。囚人の蜜は地獄の薔薇との交配種から採られる。Iron Republicは彼らの植民地であり、自然法則を含むあらゆる法の通用しない場所。
SSkies内で、悪魔は元々Judgmentに仕えていたが、反乱を起こしたため追放されたことが分かる。同時に薔薇とのつながりも強調されている。今も魂を集め、その状態を高ようとしているのは彼らに魂を食べさせていた頃の習性が残っているからだろうか?
関連ワード: soulless, bee, rose, Parabola, buzz,

the Drowned man: Mr EatenのSunless Seaにおける呼び名。Mr Eatenの項を参照(といってもFLでも時折使われている)。

Drownie(ドラウニー): 自分は溺れ死んだと思っている人間。というのは正確ではなく、実際には一度海でおぼれ死んだ後、Flukeの肉を食べないとこうはならないらしい。この世界では自分より上位のものの肉を食べることで、存在としての階級を上昇させることが出来る。あるいはその存在に取り込まれてしまうと言った方がいいかもしれない。(これは鎖から抜け出そうという行いなので、当然法に反している。)つまり、ある意味彼らはもはや人ではない。海中より歌で船乗りたちを誘う。また、歌によりGlimを降らせる事が出来る。つまりMoon-miserと関連があるということだろうか?Fathom Kingが彼らの王。

Echo Bazaar(エコー・バザール): 自我をもったショッピングモール。というのはもちろんこの生き物の単なる1面にすぎないが、間違いとも言えない。ストールン・リバー南岸に位置するロンドンの商業の心臓部。Correspondenceの刻まれた尖塔が特徴的。引いて眺めると黒い殻の甲殻類のような見た目をしている。その正体は宇宙から来た巨大な生き物であり、現在人の目に見えているのはそのほんの一部にすぎない。
太陽への身分違いの許されざる片思いが原因となって地下にやってきた。太陽の伝令を務めていたが、恋文を運ばされた際に拒絶の返事を届け太陽が傷心で死ぬ事を恐れて配達を拒み、FlukeやMasterたちを引きつれ地下に身を隠した。街を落としてはロマンスを集め太陽の慰めとなるものを探している。Stoneは太陽との娘。
女性はHe、男性はShe、それ以外の生き物はItと呼ぶ。記憶にはないがおそらくTheyを名乗る人々はTheyと呼ぶだろう。劇中劇Seventh Letter内では男性と女性の役者が交代でどちらか分からないように演じるらしい。
SSkiesにあるHouse of Rods and Measuresはバザールと同じ種族の死骸。死骸の上で暮らすCuratorはもともとはこの個体に仕える存在だったようで彼らもMr 〇〇を名乗っている。
関連ワード: Messenger, Crustacean, Icarus, spire

Finger kings(フィンガーキング): 存在しない領域パラボラに棲む種族の1つ。小さな蛇の姿をとる。この世に現れることに執着しており、猫とは仲が悪い。
鏡を通して人に影響を与えたり取り憑く事も可能で、憑かれた人間は瞳に銀色が過ぎる。mirror-eyedと呼ばれる状態。
SSkiesにおいて過去に起こったこの種族の現実進出に向けた一つの計略の顛末が語られる。詳しくはWell of Wonderでのイベントで。
関連ワード: snake, serpent, serpentine, mirror, Viric,

Fluke(フルーク): 宇宙から来た巨大なウニのような見た目の生物。Shapelingの1種族。階級としては人よりも上、Judgmentよりも下だと思われる。ラバリーマンは彼らによって位を引き上げられ?(進化させられ?)現在は使役される立場にある。地球外にいたころについての記述は少ないが、彼らの地位を引き上げたことがJudgmentの怒りを買い、なにがしかの罰を受けていたような描写がある。バザールと契約を結び、故郷であるAxileから逃げるようにして地下へと降りてきた。ロンドンの地下で暮らしつつラバリーマンを地上へと派遣し琥珀の原料を集めさせている。しかしこのような現状に満足せずLorn FlukeとしてZeeを気ままにさまよう個体もいる。Shapelingの生態はFL内Flute streetに詳しい。
関連ワード: Rubbery man, amber, Do you recall how we came to that place?

the Gods of the Zee: 船乗りたちの畏れる神々。詳細はStorm, Stone, Saltそれぞれの項目を参照。

the Great Chain of Beings: 単にChainとも。この世界に存在するあらゆる物には定められた階級があり、別の位へと動くことはできないという概念を指す。現実に存在する世界観であり、18世紀ごろまでこのような考えはごく一般的なものだった。FL/SSの舞台である19世紀後半は、博物学の隆盛や進化論的思想の登場なども合わさって以前ほどは人気がなくなっているがまだ廃れたわけではない、という時期だろうか。ゲーム内に話を戻そう。この『鎖』は世界観の根底となる概念ではあるが、ゲーム内で直接言及されることは滅多になく、鎖は天にまで届くものだ、程度の情報しかない。定められた本来の階級から動くことは重罪。今のところ、Judgmentより上位の存在が言及されたことはない。

Her Enduring Majesty: 永遠なる女王陛下。別名Traitor Empress、ヴィクトリア女王。ロンドンが落ちたのは彼女がPrince Consortの命を永らえさせるためにバザールと契約を結んだから。
続編ではAlbionの太陽を殺し、機械仕掛けの太陽を作りあげ時間を手中に収め、神にも等しい存在として新しいロンドンに君臨している。

High Wilderness(天上の荒野): 一言で言うと宇宙。つまり、大気圏の外にある空間。様々な知的生命体が暮らしており、実際の宇宙よりかなり賑やか。宇宙全体を指す語なのか銀河系のこの辺りだけを指す語なのかは不明。the Sea More Sunlessもほぼ同義語。詳しくはSSkiesで!

Judgment(審判): この世界の法を作り、その法を元に下位の種族を支配する神のような存在。その正体は星々。Correspondence(前述の燃える言語)は彼らの言葉にして法であり、地上を照らす陽光は彼らの定めた法を徹底するためのもの。地下で一定期間を過ごすか、死んで蘇るなどすると星々の定める法に反した存在となってしまい、結果地上に出た瞬間に焼き尽くされてしまう。人は本来太陽光がなければ生きていけない(=太陽の支配を逃れられない)はずだったが、Neathではその目を逃れ様々な不可能(並外れた長寿など)を可能にできる。しかしNeath自体、太陽がその他の星々の眼を逃れて実験をするために作られた場だという話もあり、むしろあえて見逃されていると言ったほうが適切かもしれない。
関連ワード: star, the White, Law

Lacre(レイカー): Bazaarの生み出すアンモニア臭のする雪のような物質。以前の街の住人たちはLacreにされた、という噂がある。おそらくラテン語のLacrimae(涙)が語源。NomanとTear of the bazaarの原材料。孤独の身に染みる季節、物語を集めすぎたために生じたメランコリーが溢れだし、あってはならない存在が産まれる。
関連ワード: Noman, twelve days of Mr sacks, Sundered Sea, Penstock's Wicket

the Masters of the Bazaar(バザールの支配者): Mr 〇〇という名で呼ばれる、バザールにおける商売を支配するフードを被った謎の生物。その正体は宇宙から来た巨大蝙蝠。だから通貨はエコーというわけ。Masters of the Bazaarとは呼ばれるものの、実際には自分たちの種族からつまはじきにされている所をバザールに雇われた身。バザールとの関係性には幅があり、バザールとその計画を未だ信じるものもいれば、逆に個々の街に執着し計画を阻もうとするものもいる。カラコルムではKhan of 〇〇と名乗っていた。
関連ワード: Bat, Echo Bazaar, Emissary

Moon-miser: Roofに棲むShapelingの1種。False-stars(偽星)は彼らの光であり、グリムは彼らの体の一部。虫に近い見た目?(Boxful of intrigue参照)
関連ワード: Starved men, milk

Mr Eaten: 裏切られ、喰われ、井戸に沈められたという。今はReckoning(裁き、あるいは報い)を求めるある種の実体のない(?)存在となり、人々に密かに呼びかけている。その名を探し求める者たちはSeekerと呼ばれその忌まわしい行為の数々によって忌み嫌われている。また、北方の教会には彼をDrowned Manと呼び、奉る集団がいる。
関連ワード: North, Seeking, Unaccountably Peckish, candle, well, wax, knife, reckoning, Gate

Mt Nomad(マウント・ノマド): 黒曜石の塊のような見た目の山。その心臓部には黄金の卵が入っている。『顔盗むもの』とStoneの娘。ライフバーグとは何かしらのつながりがあるらしい。北方をさまよっているのは反抗期なのか、あるいは宇宙が恋しいからだろうか?

Nadir: NeathにあるIrrigoで満たされた洞窟。様々な勢力によって都合の悪いものが置き去られ、忘れられている。一説にはNadirによってNeathはJudgmentの視線から逃れられているらしい。Neathに直接手を出せないのはSeven Treacheriesのせいとも言われているが、恐らくNadirはその内の一つということなのだろう。多分。
関連ワード: Irrigo, Millicent, eyeless skull, Great Game


Neathbow: 地下に特有の7つの色。
 Apocyan: Zeeの波、記憶、coralの色。青緑に近い。
 Cosmogone:パラボラの空、記憶の中の太陽の色。オレンジ、あるいは黄色に近い。
 Gant: すべての色が消えた時に残る色。ベージュに近い灰色?光の中では見えない。
 Irrigo: 忘却の色。Nadirと関係が深い。紫に近い。
 Peligin: 深海、Monster-hunterの瞳の色。ほとんど黒に近い青。
 Violant: 忘れがたい色。赤に近い?
 Viric: 鏡の裏側、浅い眠り、蛇の色。これもパラボラと関係が深い色。緑に近い。

Parabola(パラボラ): 別名Is-Not。Judgmentの法では存在を認められていない場所。鏡の裏の領域。人の集合的無意識と繋がっているらしく、夢とも関わりが深い。nightmareが高くなった時や蜂蜜を舐めてたどり着く場所もここ。 ViricやCosmogoneはこの場所と結びつく色。蛇や猫が暮らしている。悪魔もパラボラの辺境で生活しているらしい。

Presbyter(長命衆): Elder Continentに暮らす極めて長命な人々。Prester(長老)が彼らの支配者。一般の人々は契約により千年までしか生きることは出来ないが、一部は名を放棄してColleague of Mortalityに加わり、さらに生きるという。
関連ワード: Stone, Garden, Mountain

Red Science: 正体不明の何か。現在の所、鎖を砕く事のできる唯一の物と言われている。続編にて北にあるゲートを通過できたのはこれを利用したからといった話もあるので今後重要になってくるのでは。(と、思っていたが今のところそれらしき文には出会っていない。)
関連ワード: Memento Mori

Rubbery man(ラバリーマン): イカの顔をした二足歩行の種族……というのは誤解で、ロンドンには人に近い見た目のものが選ばれて送り込まれているだけ。Flute Streetにはより多様な見た目のものがいる。Shapelingの1種。鎖を躱し肉体を変化させる術を知っている(Shapeling Arts)。ロマンスから琥珀を作り出す。琥珀はFlukeの生存に必要なものであり、それを集めるために彼らは地上に送り出されている。(このあたりの設定はうろ覚えなのであまり信用しないでほしい 詳しくはFlute Street参照。)鎖の中での立ち位置ははっきりしないが、(そもそも合法な存在なのか?)人と違い創造性を持たないと言われているので、恐らく人より少し下程度か。Flukeによって光を分け与えられた?(引き上げられた?)が、思ったようには進化せずFlukeは不満を持っている。
関連ワード: Shapeling Arts, Amber, Fluke,

Salt: Zeeの3神のひとつ。東、別れ、水平線、旅人などと縁深い。その正体については詳しく述べると長くなるので、ここでは簡単に浅い部分だけ書いておく。昔、WildernessにWhiteと呼ばれる星がいた。Whiteは星々の世界におけるスパイマスターであり、Saltとなる星は元々その配下の諜報員だった。Saltになる星は何かをWhiteに望み、それを報酬として得る契約を結んだ後、その対価として太陽の隠した物を探し地下へと降った。そして彼はなんやかんやあって名前を隠し、自らの存在さえも捨てて東へと向かいSaltになった。以降、名を探し東へと向かう者達はみな彼の後に続くようになったという。
関連ワード: East, TRAVELLER RETURNING, the Sun beneath the Sea, White

Stone: Zeeの3神のひとつ。南方の神。癒し、光、長寿などと関係が深い。その正体は、バザールと太陽の娘であり、Elder Continentに聳える巨大なダイアモンドの光り輝く山。彼女のお陰で大陸の人間は長寿を得ている。地下の人間が死ににくい原因の一つでもある。別名光輝の山(Mountain of Light)。麓からは生きた船以外渡ることの出来ない血の河が流れ出す。百心の王の心臓はこの山の欠片。Mt Nomadは娘。といってもThief of Faces(『顔盗むもの』)によって勝手に作られた?という話なので親子というと誤解があるかもしれない。
関連ワード: Mountain, South, immortality, Mountain-shard, Snuffers, Garden, Nidah

Stone pig: Bazaarが宇宙を渡る際に用いた生きたエンジン。今は地中で眠らされている。バザールと共生する生物であるとか、クーマエ運河の地上へと通じる穴はこの生き物?の手で開けられたものであるなどといった断片的な情報しか出ていない、未だ謎多き存在。

Storm: Zeeの3神のひとつ。天蓋に住まう怒れる神。雷鳴、雨雲、孤児などと関係が深い。これに魅入られると瞳が雷雲のような暗い灰色になる。その正体はFLにおけるThunderであり、宇宙から来た龍のような生き物とされる。この種族はJudgmentの定めた法を破る者を取り締まる役割を負っていたらしく、バザールに猶予を与えたのはこの者ではないかと言われている。別名long-dead god。Neathと呼ばれるこの巨大な地底洞窟はこの神の頭蓋骨であるという噂もある。
関連ワード: thunder, urchin, roof, stormy-eyed

Snuffer(スナッファー): 蝋燭を喰らい、人の顔を奪う種族。『顔盗むもの』が彼らの支配者的な立場にある。お互いのことはcousinと呼び合うだの、Flukeによって作られただのGardenから追い出されただの様々な話がある。(正直に言うと詳しくは知らない。南の話はFL内Flintに詳しいらしい。)彼らはあらゆる場所に潜り込んでいる。
関連ワード:Thief of Faces, wax

Sorrow spider(悲哀蜘蛛): 一般の蜘蛛よりも大きいNeathに固有の種族。名前は夜に眠る人々の枕元に忍び寄り人の目を盗む習性からつけられた。盗んだ瞳を卵として個体を増やしている。鏡の間を移動できる。高い知能を有しているようで、多くの個体が群れをなし一個の生物としてふるまう議会蜘蛛と呼ばれる一種のコロニーを形成することがある。
彼らもまた星々に対する反逆をもくろむ種族であり、SSkiesでも活躍する。

Tomb-colonists(墓人): Neathでは人は大抵の場合、死んでもしばらくすれば戻ってくる。しかしあまりにも死にすぎた/酷い死に方をした/歳を取りすぎた場合、人の目に耐えない姿となりTomb-colony(墓人街)に送られる。ヴェンダーバイトをはじめとするこうしたコロニーで彼らは決闘をするなどして静かに暮らしている。しかしあまりにも年老いてしまうとそこにすらいられなくなり、地上あるいはGrand Sanatoriumへ送られるか、自らの体を蛹として蛾へと変わる。この変化はEmergence(羽化)と呼ばれ禁忌とされる。
関連ワード: moth, Venderbight, Xibalba,



〇フレーズ集

・Do you recall how we came to that place? 〜(私たちがどのようにしてあの場所へ至ったのか、あなたは憶えているだろうか?)
-Shapeling、とくにFlukeに関係する文章。you/weの部分が変化するバリエーションが多々ある。詳しくはこちらを参照。主に彼らとBazaarとの契約の顛末について語っているようだ。しかしこの形式を用いて全く別の事が語られている場合もあるので注意。

・A reckoning will not be postponed indefinitely. (裁きはいずれ必ず来たる。)
-Mr Eatenに関連する文。reckoningという単語だけで出てきた場合も彼とのつながりを感じさせる。

・All shall be well〜 (すべてが上手くいくだろう。)
-元々はノリッチのジュリアン(別名Anchoress)の言葉。T・S・エリオットの詩に引用され広く知られるようになった。FL内では慣用句的に用いられているため、あらゆる場所で出てくる。元々はバザールの契約の言葉だったようだ。

・Seven is the Number. (7こそが鍵となる数字。)
-地下においては7という数字が度々現れる。理由はいまだはっきりしていないが、Seven Treacheriesが関係しているのかもしれないという説もある。

・The heart is destiny's engine.(心臓は運命を駆動するものである。)
-何に関連する文かすら不明。深い領域に首を突っ込んだ時に出くわす事が多いのでJudgmentあたりと関係があるのかもしれない。ないかもしれない。アイレムの言い回しとも。

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